2016年7月25日月曜日

【スーパーGT・決勝】2016 第4戦 SUGO(2016.7.24)


2016スーパーGT第4戦がスポーツランドSUGOにて開催。第3戦オートポリスが震災の影響でキャンセルとなった為、GT選手権が開催されるのは第2戦富士以来2ヶ月半。先週7月16日・17日にはスーパーフォーミュラが富士で開催され、ようやく国内にも最高峰レースの活気が戻ってきました。SUGOにもお客が沢山入っていました。

スタート時刻前には霧雨が降っていたが路面には殆ど影響はなく、しかし7月下旬にしては気温や路面温度の低い中、決勝レースが7月24日(日)午後2時よりスタート。

Rd.4 決勝GT500:予選9位からの大逆転!フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが作戦勝ち | SUPER GT OFFICIAL WEBSITE

GT500クラスは最初から最後まで見せ場の連続で、とにかく中継カメラが向いた所には必ず何かが起こっているといった具合。序盤を引っ掻き回した「小暮劇場」KEIHIN NSX CONCEPT-GT(No.17)や、F1優勝は伊達じゃないヘイキ・コバライネン操るDENSO KOBELCO SARD RC F(No.39)の走りに痺れ(ポール発進のWAKO'S 4CR RC FのGT300との絡みはちょっと頂けない…)、後半タイヤ無交換というギャンブルに出た近藤真彦監督のフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(No.24)から、都合5台が連なっているトップ争い。SUGOの特性やGT300との絡みもあり、なかなか抜く事が出来ない。そしてGT300車の大クラッシュで赤旗、残り5周を残してそのままレースは終了してしまったが、とにかく見せる、見た目にも楽しめるレースを展開してくれたGTのドライバー達マシン達に拍手を送るしか無い。

この赤旗後、5周を残しての終了。例えば赤旗でなくイエローでセーフティカー先導でグルグル回っていてもマシンの撤去やバリアの修復が間に合わなかった恐れもあるので、このまま終了は正しいかと思われる。5周のスプリントレースを期待してた向きもあるだろうが、安全の方向に振った運営の英断に拍手。

Rd.4 決勝GT300:レース後半の猛追でNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTが今季初勝利! | SUPER GT OFFICIAL WEBSITE

GT300クラス、ポール発進のVivaC 86 MCがリードを広げるが、中盤のマネパ ランボルギーニ GT3もタイヤ無交換作戦でトップに立つ。だがコレが仇となりスヘルズルと順位を落とす。代わってトップに立ったTOYOTA PRIUS apr GT(No.31)が、71周目にUPGARAGE BANDOH 86(No.18)のクラッシュ赤旗レース終了までトップを守りきり、今期初勝利となった。

GT500、優勝はフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木 大樹/柳田 真孝)、2位にDENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手 晃平)、3位にZENT CERUMO RC F(立川 祐路/石浦 宏明)。

GT300、優勝はTOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨 宏紀/中山 雄一)、2位にVivaC 86 MC(土屋 武士/松井 孝允)、3位にSUBARU BRZ R&D SPORT(井口 卓人/山内 英輝)。

【順位結果】スーパーGT第4戦SUGO 決勝結果

スーパーGT次戦第5戦は夏休み恒例の富士スピードウェイ決戦で、8月6日(土)・8月7日(日)に開催される。

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